子が1歳になり、今後のライフプランを考える中で、住宅購入を考えるようになりました。
結果的に、新築マンションをローンで買うことに決めたわけですが、(入居はまだまだ先なのに)購入タイミングや物件、周辺環境などなど間違っていないと感じることが多いので、買ってよかった点や買う決め手などをまとめます。
新築マンションを買ったばかりということもあり、認知バイアスが含まれる点、ご了承ください。
購入した物件の特徴
- 新築マンション
- 3LDK、70㎡超
現住居への不満
現状に良くない点があって、それを改善するために住宅購入なり引っ越しなりを行います。
建物や内装は綺麗で比較的広く、立地の割に家賃が安いので満足してはいましたが、家族が増えるとまた状況が変わります。
部屋が狭い
妻との同居をきっかけに住み始めたアパートですが、間取りは1LDKで40㎡ちょっとあります。
2人暮らしはもちろん、子がハイハイ期くらいの小さいうちは問題ないですが、立って歩くようになると手狭に感じます。
ペンやハサミなどの文房具や重要書類、PC等の精密機械などは子に触ってほしくないので、棚の上に置いていますが、身長が伸びたり、台を使えるようになったりと、あっという間に手が届くようになってしまいます。
子のできることが増えたり、活動範囲が広がったりすることは嬉しい反面、安全なエリアが狭くなっていくので、収納を確保したり、子が自由に遊べる安全エリアを確保したりできる、広い部屋に引っ越したいと考えました。
エアコンが1台
少なくとも関東の賃貸では、オーナーは入居者の最低限の生活を保障する必要があるので、エアコン1台は設置してくれています。
この1台でLDKは快適な室温が保てますが、寝室にはエアコンが付いていません。
寝室にベッドがあるのに、エアコンがあるリビングにマットや敷布団を敷いて家族3人で寝ていて、家具や部屋が有効活用されていないことも課題でした。
自己負担で設置することも検討しましたが、近々広い家へ引っ越したいという願望もあり、15~30万円の出費には踏み切れませんでした。
引っ越し先にエアコン持っていく方ってどのくらいいるんでしょうか。。。
生活する部屋と寝る部屋とが一緒
エアコンが1台しかないということに絡んで、普段の生活スペースと寝るスペースが同じというのも良くなかったです。
何が良くないかというと、夫婦のコミュニケーションが減ってしまったことにあります。
22時頃に子を寝かしつけて、親が寝るのが24時だとすると、2時間近く夫婦だけの時間があるのですが、同じ部屋(リビング)に子が寝ているので、部屋は暗くし、声はボリュームを抑えなければならないという状況で、まともに会話ができません。
コミュニケーション不足はすれ違いを生み、気づかないうちに溝となっている場合があります。
これが直接的な原因で妻と揉めてしまい、より広いところへ引っ越そう、となりました。
購入に至った決め手
賃貸生活ではなく、なぜ購入なのかを振り返ります。
自分に万一のことがあったときの備え
下記記事とも重複しますが、団体信用生命保険に加入して住宅ローンを組むため、自分に何かあったときも残された家族は安心です。
余談ですが、、、
ワンルーム投資のセールストークで、「節税になる」「年金代わりになる」「生命保険代わりになる」という常套句があります。
「生命保険代わりになる」ですが、死亡時に保障されるという意味では「団信=生命保険」となり正しいと思いますが、築50年とか60年とかのワンルームマンションを残されても困ることの方が多いような気がします。
一方で、残される物件が自ら住むためのファミリーマンション(3LDK~4LDK)であれば、月10万円のローン返済(家賃支払い)が不要になるので、主たる生計維持者が亡くなっても、遺族は何とか生活していけるのかなと思います。
子と過ごす約20年間を見据えて
子はいずれ家を出ていきます。
私自身、大学進学とともに単身で上京しましたので、親とひとつ屋根の下で過ごしたのはたった18年ほどです。
実家は注文住宅の一軒家ですが、9歳のときに入居したので(両親の)マイホームに住んでいた期間は8-9年だけ。
そう考えると、狭い家で窮屈に暮らすよりも、広さや環境に満足できる家にさっさと引っ越して限られた20年弱の期間を充実させたいと考えるに至りました。
子育てを中心に物件選びを行ったので、自然や公園、保育所、学校、病院といった子育て環境が充実しているエリアで良い物件を見つけることができました!
老後の生活を見据えて
高齢になると賃貸住宅への入居を希望しても、高齢者は孤独死リスクがあるので一般に入居審査が厳しいと言われています。
夏場に孤独死してしまい発見されるのが遅れると、床は腐敗して張り替え必須でしょうし、部屋全体ににおいが染みついてしまうと数年は貸出できないという事態になる可能性があります。
オーナーは事業として賃貸運営を行っていますので、経営判断として高齢者には貸さないというケースがあってもおかしくないですよね。
生涯賃貸で生活するというのは、かなりハードルが高いですから、どこかのタイミングで購入を検討する必要があると考えます。
そして、老後まで住む前提ならば、段差や階段がない一軒家よりもマンションが良いと判断しました。
3LDKなので老後に夫婦2人で住むには広すぎるかなと思われるかもしれません。
しかし私の祖父母も80歳を目前に一軒家から3LDKマンションへ引っ越したのですが、一人1部屋あって、もう1部屋はリビングと連結できるタイプなので、むしろ3部屋あってちょうどいいと感じます。
まとめ
家を買うタイミングについて考えてきました。
私の両親の場合は、収入や貯蓄に余裕がでてくる40歳くらいと考えていたようですが、多少背伸びしてでも可能な範囲で早く買うのが良いと思います。
理由は前述のとおり、自身の老後と子供のことを考えると自然と早く買おうとなりました。